「いつか」じゃ、遅い。

「しおりさんに撮ってもらいたかったんです」
「しおりさんのお写真が大好きです」

そう言っていただけると、本当に心から嬉しくなるし、その言葉を聞いた日は1日何があってもhappyでいられる気がします。

需要と供給が一致すると
ビジネスがうまく回るようになります。

ただ、わたしの場合は
わたしの想いと、お客様の想いが
一致していないと
どこかしらでバランスが崩れると思っています。

「他のカメラマンさんより安いから」

たしかに、何でも値上げ値上げのこのご時世。
お財布の紐は堅くなるばかり…
我が家もそうです。

でも、私は、父親の教えの下育ってきているので

衣・食・住には、お金を惜しみません。

身につけるものは、できるだけ着心地、履き心地が良いものを選びます。
もちろん、それに拘れば拘るほどお金はかかります。
でも、ある程度の金額のものを買えば、大切に扱おうという気持ちが生まれ、長いこと着ることができます。
そして、自分がこだわって買ったものは、飽きがきません。

食べるものにもお金は惜しみません。
美味しいもの、自分の好きなものを食べて、心が満たされるなら、どれだけでも使います。

日用品も、自分が拘って使うもの(化粧品や、電化製品、消耗品など)であれば、考えて購入します。
高額なものであれば良い、というわけではありませんが、自分が欲しい、と思う条件を満たしているのであれば、何かを我慢して安いものを買う必要はないと思うからです。

ただ、「写真」は、どうでしょうか?
スマートフォンの写真の画質もどんどん良くなり、自分でいつでも簡単に綺麗な写真撮れる時代です。

そんな頻繁に「カメラマン」にお願いしたい!とはならないと思います。

誕生日や、お宮参り、端午の節句、ひな祭り、七五三、、、
何かの節目ではないと、なかなか「撮ってもらおう」という気にはなりませんよね。

でも、わたしが主に撮っているのは、「日常写真」です。

日常なんて、携帯で撮ってるよ…
と思われてしまいますが、

わたしは、そこに
いつも写真を撮っている「あなた」
がいてほしいんです。

少し話は逸れますが
私の義母は、昨年の9月に急逝しました。
まだ65歳という若さで。
その時息子はまだ1歳11ヶ月。
もうすぐ2歳の誕生日を迎えるときでした。

義母は、すごく遠慮をされる方で
「私なんて写ってなくていいから」と
息子と義母が遊んでいるところを
写真に撮ろうとすると、顔を背けたり
少し離れたりする人でした。

だから、義母と息子が一緒に写っている
写真は本当に少ないです。10枚もありません。

今でも後悔しています。
後悔してもしきれません。

「どうして、もっと撮らなかったんだろう」

みなさんも、大切なお子様のお写真は
たくさんたくさん残されていると思います。

でも、「あなた」と一緒に写っているお写真はどれだけありますか?

「いつか、しおりさんにお願いしたいです」
「いつか、撮ってね!」
「また、いつか」

いつかは、戻ってこないです。

だって、その「残したい」と思う瞬間は、
全く同じ瞬間は戻ってこないんです。

今の小さいときだからこそ
二度と戻ってこないその時間を
わたしに、残させてください。

「安いから」ではなく
「わたしと、あなたで、お子さんに愛を
伝えませんか?」

Shiori_Photo

「思い出のタイムカプセル」として 大切な日々の一瞬を お写真にのこす お手伝いをさせてください。 いつか その写真を見ながら 思い出話に花を咲かせる日が きますように。

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